ひきこもり・ニートを変えるのはあなた。

ひきこもり・ニートは家族や周囲の人間が対応を変えることで、変化させることができます。ひきこもり・ニートを本人だけの問題とせず、家族の問題として解決を図ることが大切です。

今回はその原因と解決へ向かう方法について解説していきます。

どちらも抑うつ的

ひきこもり・ニートになっているときは、何かに(外圧・内圧ともに)耐えられなくなり、自分を守るために心の窓を閉じた状態にしています。

誰かの言葉が届いてしまうことが、自分を更に傷つけると思っている状態です。だから外との繋がりを極力減らし、自分の心の回復をがんばっているのです。

ひきこもり流の心の癒し方について、詳しい解説はこちら↓↓

ひきこもり・ニートが心の疲れを回復させる方法

ひきこもり・ニートの心は常に重く、苦しいです。「宿題をしていない夏休み最後の日がずっと続いている状態」という言葉がぴったりです。どれくらい重苦しいか、伝わるでしょうか?

それでも、行動をすることで自分が傷つくことや、変化することが怖くなってしまっています。

変化は自己否定

ひきこもり・ニートの心の底にあるものは憎しみです。社会や親、いじめっこ、教師、何かへの恨みが引き金となって、歪んでしまったフィルターを通して、さまざまなことをネガティブに捉えています。

その憎しみは今の自分を形作った、いわば人格のコア部分になっています。だから、自分が明るく快活になることは、過去の自分を否定しなければならない。なので他人と関わることを恐怖と感じてます。

海外旅行や、一人旅などを無理矢理でも経験させることで、大きく変わる子も多くいます。自分の憎しみを上回る感動体験をすることで、新しい自分を受け入れる事が出来るようになるからです。

感動体験を得たり、自分に自信をもつことで広くなった視点から、心の底の憎しみの本来の大きさを知る事が大事です。

自己否定をできるようになれば、次に訪れる自己肯定もできるようになります。

誰もわかってくれない

ひきこもり・ニートは満たされていない気持ちの塊のようなものです。僕自身「誰も僕の苦しみをわかってくれない」と思っていました。

今となって考えてみれば、聞かれても何が苦しいか答えないのだから、理解されなくて当然でしたし、言ったところで憎しみは僕だけが分かる憎しみなのだから、誰かが共感することは難しいものでした。

「なんとなく電車のつり革が握れない」という方が居ました。潔癖症なのかと思い、「駅のトイレのドアノブとかも握れないの?」と聞いてみると、「それは別に大丈夫」とのことでした。

他にも「友達とジュースを回し飲み」「初対面での握手」「テスター商品が使えるかどうか」など、潔癖症なら嫌がりそうなことを聞いてみたのですが、すべて大丈夫とのことでした。

「なんとなく嫌だ」ということは往々にしてありえる。そこに理屈がついてまわるから、誰にも分からない憎しみ・苦しみ・悩みになる。そしてさらに、【自分でも分からない嫌なことや憎しみ】が出来上がるのです。

どう接すればいいのか

ひきこもり・ニートだけに限らず悩みを持つ人は、自分の悩みを具体的に説明できないことが多いです。わかってほしい・解決したいのに、説明ができないのです。

あなたと、相手との間にきちんとした信頼関係があれば、いろいろ問いかけていくことで、問題を明確にできるでしょう。

しかし、ひきこもり・ニートは信頼関係を作ることをとても怖がります。明るい人が自分の心の中に居ることを許してしまったら、影響を受けて自分も明るくなってしまう・変化してしまうかもしれないからです。

問題を抱えた人は、変わりたいと願いつつも、変化が怖いのです。

逆から考えると、信頼関係さえきちんと構築できてしまえば、あなたの言葉は相手に伝わるようになります。

まずは、相手を認めましょう。自分の行動や振る舞いを否定する人に、心を開く人はいません。原因を察し、理解に努めようとしてくれる人にこそ、人は心を開きます。

あなたがすべきは、寄り添い、理解に徹し、心の傷を一緒に治そうとしてくれる人間だとわかってもらうことです。

否定より提案を。「でも本当は外に出て欲しい」ではなくて「ならこうすれば外へ出られないかな?」という発想を持ってください。

詳しくは下記記事参照

ひきこもり・ニートのエネルギーを外部(保護者側)から貯める方法

どっちも辛い

相手に自分を押し付ける必要なんて、まったくないのです。ひきこもり・ニートだって、自分が一生このままの生活ができるなんて思っていません。

親が死ねば自分の生活が終わり、自分は死ぬしかないことに絶えず怯えているのです。そんな人に、追い打ちをかける必要はありません。

ご両親、周りの方も辛いです。だからこそ、どうやったらお互いが気持ちよく日々生活できるか、よりよい人生を歩んでいけるかを考え、家族として立ち直る事が必要です。

ひきこもり・ニートは一人の問題ではありません。家族としての問題・悩みとして捉え、全員がよくなる方向を向く事、向くための信頼関係を作っていくことが最も重要なポイントとなります。

まとめ

誰にでもある「わかってくれない苦しみ」を強く感じているのがひきこもり・ニート。

一人じゃどうしようもできないくらいに膨れた憎しみを、「分かろうとしている」ことを伝えるのが大切。

一緒に悩み、解決へともに歩み出す事が大事。

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