チャレンジする気持ちを育てる方法

結論

子供は失敗することで成長するが出来る。失敗できる環境を整えてあげることが、子供のチャレンジ精神を養うことになる。

正しい提供が出来ていますか?

話の途中で口を挟む人はとても多いです。相手を思う気持ちが強すぎるとき、コントロールしてでも、相手を今より良い状態にしたくなります。「塾に入った方があなたのためになる」この言葉を発したとき、良い状態になりたいのは自分です。

もう少し噛み砕いて言うと、「塾に入った方があなたのためになると思っている私がいる」ということになります。その根底には「私はあなたを理解している。だから最高の提案をしている」こういった気持ちが隠れています。

果たして、それは本人が望んでいることでしょうか。「あの子は自分から言わないから、こっちから提案してあげないとだめなの」という方もたくさんおられると思います。本当に、それは正しい提供ですか?

ひきこもりの多くは成功体験が少ないです。言われたことはできますが、創造的・自主的な作業を難しく感じます。それは何故か。与えられたものが多すぎるからではないでしょうか。

愛の深さが子供の自由を奪う

子供は、人間です。自分で考え、判断する力を持っています。しかし、最初は思考力も判断力も小さなものです。たくさん失敗もします。積み木で遊ぶ子は、最初から想像力を働かせて完成図をイメージしている訳ではありません。

何度も積んでは倒していく中で、重心・バランス、できること・できないことを体験として学んでいきます。失敗しなければ、どうして上手くいかなかったのかを理解することができないのです。

それは私たち大人も同じです。指示だけを待っている人は失敗しないことを優先します。逆に仕事を作っていくタイプの人間は多くの失敗を経験します。失敗の数の多さの代わりに、起業して成功し、多くの成功・富を得ることができるのです。

最初から失敗を迂回している子はどうなるでしょう。親が失敗を先回りして阻止してばかりでは、大事な失敗経験を積むことができません。【見守る】とは、失敗も怪我も含めて、子供の成長を感じることだと思います。

優しすぎるあなたは、失敗を阻止し、正しい意見を教えたのかもしれません。しかし、試行錯誤の量が少ない子供は、結果として思慮が浅くなりがちです。苦しさこそが人間の成長の源です。

親の愛情過多が目を曇らす

実体験なのですが、僕はとても愛情深く育てられていました。しかし、それに気付くことがまったくできませんでした。愛情深く育ててくれた両親には本当に申し訳なく思っていますが、当時は憎しみすら抱いていました。

中学生のとき学校の先生、母親、僕で話す機会がありました。そのとき「いつも監視されている」と泣き出してしまったことがあります。今思うと言い得て妙です。「寄り添ってくれている」「先回りして心配してもらえている」とは思えなかったのです。

あまりにも先回りされ、心配をされ、自分で謝るべきを先に謝ってくれ、反省するべきを先に許されていました。僕がきちんとした子供なら、【素晴らしく優しい親】であると思います。ただ、そうではなかった。

当たり前に持っているものが多いとき、逆に多くのものを見失うことがあると思います。失敗も成功もせずに手に入れたもので手の中が溢れたとしましょう。そのとき、「チャレンジ精神を持て」と言われても心に響くことはありません。

当時の自分は転ばぬ先の杖ばかり用意していました。失敗することがただひたすらに怖い。他人にマイナス評価を受けることに敏感でした。結果として何もしないという選択を、進んで取りにいくことになります。

大きな目で見てみれば、ひきこもることこそが成長も失敗もない、人生のどん詰まりのように見えます。ですが、その瞬間瞬間では追い詰められ、取れる選択肢が見えなくなり、当然の結果のように何もしないことを選ぶことになりました。

失敗してもいいからやってみろ

小さなころ、言って欲しかった言葉はこれだったのだと思います。ただ、そのまま言われたとしても行動はしなかったとは思います。日頃から失敗をしてもいいという土壌が無ければ、失敗を恐れない気持ちは育ちにくいです。

正しい提供には、太く大きく広がった根を持つ考えがなければいけません。瞬間風速的な意見を言われるたび、敏感な子供は親への信頼を減らしていきます。家族全員で、理想の家庭像を明確にしていくことが大切です。

あなたがしたいこと、伝えたいこと、教えたいことは、子供が欲しがっていることですか?自信を持ってYESと言えないのなら、きっともうやるべきことが分かっていらっしゃると思います。

自信を持ってYESと言っているのに、上手くいっていないのなら、思いは正しくとも手法が間違っています。正しいアプローチをすることで改善できる可能性が高いです。

正直にNOと言える方は、子供のことが分からなくなってしまっただけだと思います。今まで一生懸命走りすぎて、周りが見えなくなってしまっていませんか?一度、ゆっくり時間をとって考えをまとめ、家族でアイディアを持ち合い、理想の家庭像を描くことからスタートしてみるのはいかがでしょうか。

まとめ

失敗を経て子供は成長する。失敗できる土壌作りが必要。子供に伝えたいことは、子供に伝わるように話さなければ伝わらない。環境が整ってしまえばこちらの意見も通るし、相手の意見も聞くことができる。

 

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